2011年2月16日水曜日

3月の企業倒産14件 6カ月連続前年下回る 群馬

 帝国データバンク前橋支店は8日、群馬県内企業の3月の倒産集計を発表した。それによると、倒産件数は前年同月比9件減の14件で、6カ月連続で前年同月を下回った。負債総額も同17億2100万円減の35億2千万円となったが、同支店は「一部の業界が牽引(けんいん)する形で景気は回復局面にあるが、中小企業の収益環境は改善されておらず、引き続き動向を注視する必要がある」としている。

 同支店によると、倒産理由では、販売不振が最も多く11件。次いで、過小資本が2件、「その他の経営計画の失敗」が1件だった。倒産企業のうち、資本金が100万?1千万円未満の企業が4件、1千万?5千万円の企業が9件倒産しており、収益の回復しない中小企業の破綻(はたん)が目立った。

 業種別では、公共事業などの受注が減少した建設業が6件と最多。卸売り、サービス業が各2件▽製造、小売り、運輸?通信、不動産が各1件?で、地域別では、太田市4件▽前橋市、高崎市、伊勢崎市、館林市が各2件?などとなった。

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引用元:新·天上碑(Tenjouhi) 情報局

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